ソワニエプラス編集長の井上が雑誌制作の裏側をこぼれ話と共に紹介します。
今回は緊急事態宣言の再発令により、予告していた「博多駅&周辺エリアと天神エリアのうまい店」から特集内容が変更になりました。通常の対面取材が難しい状況で、どのような特集が良いのか考え「老舗」をテーマにすることに。新型コロナの影響で、昨年から飲食店の閉店が相次いでいる今だからこそ、老舗の魅力を伝えたいと考えました。過去に取材をしたお店でも、改めて「老舗」をテーマにお話を聞くと、知らないことがたくさんあると実感しました。そして長く愛されているお店は、やっぱり美味しい。今回表紙撮影に協力していただいた「藤よし」で焼き鳥や雑炊などをいただいた時にも、改めてそう思いました。ちなみに写真は「藤よし」の現店主・早川禎行さん(上)と、禎行さんの叔父にあたる清一さん(右)。お顔がそっくりです。
私の周りだけかもしれませんが、カステラに目がない人が多くて「福島菓子舗」のカステラは、これまで何度も手みやげとして購入してきました。日が経つにつれて食感や甘みが変化するのも面白いですし、見た目も美しい!
小倉グルメに詳しい方ならご存知かもしれません「老舗カレー ボントン」。小倉競馬場内にあるカレー店で、昨年末美野島に新店舗がオープンしました。最近は全国的にスパイスカレーが人気を集めていますが、昔ながらのカレーもやっぱり美味しいと感じる今日この頃。薄めのとんかつとの相性も◎です。
外観と店名(「オレズ・マガラズ」)だけでは何のお店かわからないこちら。「信州そば むらた」で腕を磨いた若いご主人のお店で、蕎麦はもちろん、肴も美味です。これぞ穴場という佇まいと味で、早くも常連客がついている様子。日本酒もいろいろと揃えているそうですよ。余談ですがオープン当初に噂を聞きつけた謎のアジア人さんが店の外から金髪の店主を見て、入るのをためらったそうです。しかし安心してください、店主は厳つい人ではありません。