Team soignerチームソワニエ

来きし方の香椎を映やすお茶の会

イベント | 2018.11.15

日毎に寒気加わる時節となりました。



さて、こんな歌をご存知ですか?


『秋立つや千早ぶる世の杉ありて  夏目漱石』


この漱石先生の歌は、香椎宮の御神木「綾杉」を歌ったもの。
松山から熊本五高へ赴任途中、香椎宮に寄った時に詠んだ歌だそうです。



今回は、秋の紅葉も見ごろな香椎宮に行ってきました。
というのも、九州産業大学芸術学部の学生さんが企画した、
「香椎宮のお庭でお茶会が開かれる」という情報を頂いて出かけてみたのです。




歴史ある香椎宮と九産大の学生さんがインスタで「ばえる」イベントを企画したとのこと。
最近の大学生は凄いですね!
実はこの企画、提案した学生さんの3年越しの念願が叶ったものだそうですよ。


九州産業大学の芸術学部井上研究室の学生の皆さんと、茶道部の皆さんの手作りイベントです。
羽織袴・着物姿の茶道部の皆さんと、受付やポスター、セッティングなど企画している芸術学部の皆さん。

 



チケットがオリジナルの缶バッジになっていて、学際の模擬店的若い感覚と七五三で賑わう香椎宮。




秋の紅葉も見ごろを迎え、気持ちよく一服頂きました。

  


お見事! お抹茶と和菓子! 


お茶会でお出ししたお菓子は、“不老水”をイメージして、
本イベント用に、老舗和菓子店で作ってもらったものだそうです。
今回のイベント限りの貴重なお菓子で、とても美味しかったです(^^)



しかしながら、お宮とのコラボ、、、
最近の学生さん、そして大学は授業の一環として推奨している、、、
本当に良い事だと思います。


香椎宮を元気に彩る試みは、これからまだまだ続きます。


秋の風情のなか、香椎宮の古に思いをはせながら
まったりとした1日を過ごしました。