練りもの道 第5回
取材/謎のアジア人 文/前田健志 撮影/鍋田広一
師範
謎のアジア人
FM福岡のラジオパーソナリティにして、日本さかな検定の資格を持つなど食への造詣は深く、大の練りものマニアでもある。これまで食した練りものは1000種類を超える。本人曰く「“練りものソムリエ”があれば即取得したい」。
BUTCH COUNTDOWN RADIO
ON AIR 金 13:30-19:00 名物コーナー「ザ・メシュラン」「メシュラングルメ研究所」などを担当
練りものは文化だ!
下関マダム御用達の一軒
やってきたのは山口県下関市吉見。そう、いまだに山口県を出られない。ああ、「練りもの道」はなんて遼遠なんだ(遠い目)。
JR吉見駅の目の前、国道191号線沿いには、数軒の練りもの店が並んでいる。実はこのエリア、土日は国道に“練りもの渋滞”が発生するほどの激戦区で、『奥野寿久商店』もそのうちの一軒。夏になると海水浴へ行く若者がファーストフード感覚でこの店に立ち寄って、練り物を買う姿をよく見かけたなぁ。俺はここの「関ちくわ」がうまくて、前から大好きなんだ。
「ふくちくわ」(1本150円)。フグの骨などからとったスープを練り込み、旨味たっぷり。
『奥野寿久商店』のかまぼこは、塩味も穏やかで毎日食べても食べ飽きない。地元はもちろん、お隣の北九州からの常連も多い。
創業は昭和24年。たしかな素材と昔ながらの製法で作り続けるかまぼこが並ぶ。
続きは本誌で
ソワニエ+ vol.53 2019年1・2月号より
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