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九州のスター生産者 vol.45 篠栗町 さつまいも

九州のスター生産者

vol.45

篠栗町 さつまいも

平日は会社員、週末は農家として働く清原夫妻。
いま自分たちができることに真っ直ぐ向き合い、自然豊かな篠栗町で10品種のさつまいもを育てている。

白っぽい見た目が特徴的な「くりこがね」(写真右)。市場になかなか出回らないことから“幻の芋”とも呼ばれている。左は「紅はるか」「シルクスイート」。土付きで出荷される。

清原丈生さん・美予さん/Natural farm

1.農作業は丈生さん、土壌管理は美予さんと、お互いに協力しながらよりよいさつまいも作りに励む。2.収穫したさつまいもは、一定の湿度・温度を保つ専用貯蔵庫へ。1~3ヵ月間熟成させ、十分な糖度に達したものから出荷される。3.生ゴミや落ち葉などを活用した自家製の肥料。時間をかけて発酵させることで微生物の働きを促す。
妥協なき姿勢を貫き、安心と美味しさを追求

篠栗町で2022年から、さつまいも専門農家として歩み始めた清原丈生さん・美予さん夫妻。「しっとり系・ホクホク系・ねっとり系など、食感や味の違いを楽しんでほしい」と、個性豊かな10品種のさつまいもを栽培している。中でも希少価値の高い「くりこがね」が看板商品。専用貯蔵庫で熟成してから出荷されるため、濃厚な蜜が堪能できるのも人気の理由だ。また「子どもたちが安心して食べられるように」との思いから、農薬・化学肥料・除草剤を使わない自然栽培にも力を注ぐ。更に、稲藁や落ち葉など身の回りにある資源を活用した自家製肥料も取り入れ、どこまでも“ナチュラル”にこだわっている。

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続きは本誌で

ソワニエ+ vol.94 2025年11・12月号より