練りもの道 第15回 と、ちょっと寄り道
取材/謎のアジア人 文/前田健志 撮影/鍋田広一
ちくわの概念を覆す
強烈な歯ごたえを体験あれ!
長崎県は、日本一蒲鉾店が多い県。そもそもが漁獲高全国2位、魚種の多さ全国1位という魚王国でもある。
「長崎新地中華街」の一角にある『石橋蒲鉾店』は、大正13年の創業以来、手作り蒲鉾にこだわり続けている一軒だ。オススメは「特製ちくわ」1本785円! つなぎのデンプンを加えずに作った全国的にも珍しいちくわで、魚の味が濃い! もの凄い歯ごたえで、質の良い魚でないとこうはならない。
かんぼこ王国・長崎の練りものは…
海の幸が豊富なため、すり身は外国産でなく、国産がメイン。国や県、市の補助のもと、蒲鉾組合の組合員が共同出資して漁港近くに珍しい“すり身専門”の加工工場を作ったほどなんだ!
続きは本誌で
ソワニエ+ vol.63 2020年9・10月号より
最新試し読み記事