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大人の遠足 第十一回 長崎県・佐世保市

週末日帰り旅のススメ

大人の遠足

第十一回 長崎県・佐世保市

新年最初の「大人の遠足」は、長崎県佐世保市。
軍港として知られ、長崎市に次ぐ2番目に大きな街は異国に影響を受けた独自の文化や歴史と新しさが共存し、面白さに満ちている。

取材・文/藤﨑智子 撮影/古庄琢磨

三川内の町並み。現在は使われていない煙突が歴史と趣を感じさせる。

長崎県北部に位置する佐世保は、県内では長崎市に次いで2番目に人口が多い街。
古くから軍港として栄えた港街で、現在でも自衛隊や在日米軍の基地、さらには造船所などがあり、港周辺を散策すれば迫力のある護衛艦を見られることもしばしば。さらに、佐世保と聞いて西海国立公園に指定されている美しい九十九島や、日本最大級のテーマパークである「ハウステンボス」をイメージする人も多いだろう。
そんな佐世保、実は波佐見や有田にも近く、佐賀・長崎に広がる「肥前やきもの圏」でもある。2016年には「日本磁器のふるさと 肥前」の構成文化財の一つとして日本遺産にも認定された。
今回は時を経てもなお愛される焼き物の町や、若者が盛り上げるレトロエリアなど、まだあまり知らない佐世保を巡ってみた。

続きは本誌で

ソワニエ+ vol.59 2020年1・2月号より