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九州のスター生産者 vol.38 飯塚 筑穂牛

九州のスター生産者

vol.38

飯塚 筑穂牛

生産数が少ないことから、“幻の牛”とも呼ばれる筑穂牛。
年々、肥育農家が減る中で、飲食店「あかね荘」と共に新たな道を歩き出した『瓜生牧場』の瓜生貞之さんを訪ねた。

瓜生貞之さん、井上直樹さん/
あかね荘直営 瓜生牧場

1.『瓜生牧場』の2代目である瓜生貞之さん(左)と、筑穂牛をメインに提供する飲食店「あかね荘」の井上直樹さん。『瓜生牧場』は過去に、良質な牛を決める「全農肉牛枝肉共励会」で全国3位を受賞。筑穂牛の肥育農家の中でも中心的な存在だった。2.餌は、地元の農家から仕入れた稲藁や牧草のほか、瓜生さんがブレンドした穀類を与えている。3.仔牛から育て、21~22カ月経った頃に出荷。『瓜生牧場』の牛は、毛並みが美しく穏やかな性格。
長年の知識と経験を生かし、地元のブランド牛を守り続ける

飯塚市の旧筑穂町で育てられる筑穂牛は、福岡県最古といわれるブランド牛のひとつ。全盛期は30軒以上の肥育農家があったものの、高齢化や後継者不足により、現在はわずか2軒に。そのうちの1軒『瓜生牧場』もコロナ禍に一度廃業を決意したが、約4年前に「あかね荘」の井上直樹さんをオーナーに迎え、「あかね荘」直営の牧場として再スタートを切った。

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続きは本誌で

ソワニエ+ vol.87 2024年9・10月号より