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第2特集 九州のスター生産者 スペシャル

九州のスター生産者

第2特集

2021年11月にエフエム福岡が「令和3年度ふくおか農林漁業応援団体 県知事 」(※)を受賞したことを記念して、今回はスペシャルとして新たな生産者の紹介と特別総集編をお送りします。

(※)「令和3年度ふくおか農林漁業応援団体 県知事 」とは
福岡県の農林水産業や農山漁村を応援する取り組みを行っている団体を福岡県が表彰するもので、今回2つの点が評価されました。一つは、連載「九州のスター生産 」で過去20回のうち県内の生産者を18 回取り上げて紹介していること(2021年9月10日発売時点)。もう一つは「道の駅むなかた」とエフエム福岡のグルメ番組「メシュラングルメ研究所」、そして福岡の人気イタリアンシェフ渕上兼督氏がコラボレーションし、宗像の産品を活用したオリジナルメニューの開発に取り組んだことです。このメニューは実際に商品化され、冷凍食品として開発された「白身魚のロティ茶漬け」は現在も「道の駅むなかた」で販売されています。


糸島 コウイカ

糸島に春を告げるコウイカ漁。
コウイカはなんといっても肉厚のコリコリとした食感が魅力。
年中新鮮な地魚に恵まれる豊かな海で揚がった春の風物詩を味わおう。

塚本椋さん/田中宏憲さん

1.塚本椋さん(左)と田中宏憲さん(右)。それぞれ28歳、31歳と若手の頼もしい漁師だ。2人とも親が漁師をしていたことからこの道へ入った。塚本さんはコウイカの季節が終わるとごち網漁、田中さんは底引き網漁へと切り替えるそう。2.カゴにイヌツゲをつける様子。コウイカは多いときで1日1人あたり600杯ほど獲ることも。海が時化(しけ)たときはカゴにゴミが絡まることが多く、それを手作業で取り除く作業はとても手間がかかるという。3.肉厚のコウイカ。
糸島の海を支える期待の若手漁師

糸島でコウイカ漁に携わる船は17歳で、野北地区で船を出しているのが塚本椋さんと田中宏憲さんを含めた3隻。年々高齢化が進み後継者不足が危ぶまれている漁師の世界では珍しい若手のホープとして、日々海へ繰り出している。




続きは本誌で

ソワニエ+ vol.72 2022年3・4月号より