江戸のモダンな粋を感じる
都心の日本旅館へ
都心の進化した日本旅館で体感したのは 、江戸文化に倣ったモダンな粋。
心を和の元へ呼ぶ、日本らしいくつろぎでした。
都心にいながら
伝統が息づく別世界へ
飛行機で一路東京へ。刺激的なこの都心での滞在先が大手町と聞いて少し驚く。
金融街として知られる街だからだ。ビルが立ち並ぶ中、ビジネスパーソンが行き来している。
そんなビジーな街にあるのが『星のや東京』である。
現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」、そのシンプルな外観は街に違和感なく馴染んでいた。
客室のある各フロアに設けられた共有スペース「お茶の間ラウンジ」では、
自由にお茶を飲んだり、スタッフが和菓子や日本酒でもてなしてくれたり、
時にはゲスト同士の交流の場にもなる。
2階の畳の間では茶の湯体験や香り合わせのアクティビティ(有料・要予約)、
週末に行われる雅楽の夕べなど、和のもてなしで情緒を感じるひと時を。
「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」で総合3位、
魚料理で1位の得点を獲得した浜田総料理長の元、
日本固有の食材を繊細なフレンチの技法で仕上げる「Nippon キュイジーヌ」。
すべての料理に各地で見つけた発酵食品を取り入れる。
シグニチャーである「五つの意志」は酸・塩・苦・辛・甘の五味をそれぞれ一口サイズで。
メインの魚・肉料理も日本らしさへの探究心・表現力で、一皿の中に食材の背景をも盛り込む。
和・洋から選べる朝食は客室で。
星のや東京
東京都千代田区大手町1-9-1TEL 0570-073-066( 星のや総合予約)
客室数/84室
チェックイン15:00/チェックアウト12:00
料金/1泊112000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
アクセス/JR東京駅丸の内北口から徒歩10分、地下鉄大手町駅からは、丸の内線はA1出口、その他の線はC1出口が最寄り