こんにちは!〈ソワニエプラス〉編集部の藤﨑です。
突然ですがタイトルの○○に入る言葉、何だと思いますか?
イノシシ?(最近人気だし、もっと食べてるかな)
饅頭茶漬け?(ソワニエプラス7月号P86をご覧下さい)
お母さんの肉じゃが?(核家族化の進行とともに遠のくお袋の味)
ええ、どれも違います。
正解は“ラム肉”です!
日本人は年間200gしかラム肉を食べないそうです。(生後1年未満の仔羊はラム、1年以上の成羊はマトンと呼ばれます。)
リンゴ1個が約300gなので、なんとリンゴ1個分も食べない・・・
結構オドロキです。(ちなみにかの有名な世界的キャラクター、キティちゃんの体重はリンゴ3個分とか。)
日本では2005~2006年にジンギスカンブームが起こり、ラム肉に注目が集まりました。
しかし流行ゆえ一時的なもので終わってしまったのです。
オーストラリアでは1年間のラム肉消費量は9kgで、なんと日本の45倍にものぼります。
でも私たち日本人は「今日何食べよう?」から、「うーんラム肉の気分かな!」となることは少ないですよね。
(ただ個人的には、もしそういう人がいたらそれはそれで「へえー、なんか凄い。グルメだね!」という良い印象を受けます。私単純。)
そんな日本人にもっとラム肉を食べてほしい!ということで、MLA(豪州食肉家畜生産者事業団)が主催する
『LAMB and SPICE LABO in福岡 ~ミヤムの恋するラムバサダー@Food Studio Loop』が福岡で初めて開催されました。
そもそもラムバサダーって何? アンバサダーじゃなくて?
ラムバサダーとは、オージー・ラムを通じてラム肉の魅力を発信していく食のプロフェッショナル集団のことです。
つまりラムのアンバサダー! 現在全国で総勢22名のラムバサダーが活動しており、職種も料理人からブロガー、ゆるキャラまで様々です。
今回はその中から3名のイケメンラムバサダーが来福しました!
ラム肉のカッティングセミナーから始まり、約10種類ものラム肉料理が振る舞われるという何とも豪華なイベント。
さらに福岡のフレンチ料理店「Le comptoir de TABATA(コントワール タバタ)」のソムリエ田畑奈保子さんがラム肉料理に合わせたドリンクをペアリングしてくれました。
ちなみにお酒があまり強くない私の個人的ヒットはノンアルコールとジンジャーエールの組み合わせでした。
まだまだ日本人に浸透していないラム肉。知れば知るほどなるほどラム肉。
牛肉でも豚肉でも鶏肉でもない、深みのある味わいはラム肉だからこそ。
牛肉、豚肉、鶏肉に続いてラム肉が日本人に定着する日が来るかもしれませんね。
大盛況に終わった今回のイベント。もしかすると第2回もあるかも?!だそうですので、その際は是非参加してみては?