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料理家に教わるおつまみ
霧島焼酎と合わせて楽しみたい季節のおつまみレシピをご紹介。
タコ 高たんぱく、低脂肪、低カロリーのヘルシー食材。肝臓の働きを促すほか、コレステロールを下げて動脈硬化を予防するというタウリンを豊富に含む。
山際 千津枝さん ウイットに富んだ語りでテレビやラジオ、講演会にもひっぱりだこの福岡を代表する料理家。「早くて安くて、見た目は豪華。ツボだけ押さえ、手は抜ける限り抜く」といった山際流レシピは、忙しい主婦から高い支持を得ている。
脳まで活性化!?
スパイスまとうタコで
五月病を吹き飛ばす
今回は元気がでるタコ料理。栄養ドリンクでおなじみのタウリンが豊富なタコを、スパイスとともに楽しむ逸品だ。スパイスといっても身構える必要はない。そこは、主婦の味方、山際先生。「手に入りやすいガーリックパウダーを使います。生ニンニクより香ばしく仕上がりますよ」。さらに色みのスパイス、パプリカ粉をまとわせ、カラッと揚がったタコはなんとも軽やか。「タコの歯ごたえもポイントね。咀嚼は脳を刺激しますから」。体調も気分も優れぬというあなた、五感を刺激するタコ料理をぜひ。
タコのから揚げ
タコ(茹で)200g
好みの色のパプリカ(ピーマン)1/2〜1個
揚げ油(サラダ油など)適量
┏パプリカ粉小さじ1
A┃ガーリックパウダー少々
┃しょう油小さじ2
┗焼酎小さじ1
B┏小麦粉大さじ2〜3
┗片栗粉大さじ1
※Bはタコの水分によって量を調整する。1 タコはひと口大のぶつ切りにし、合わせたAに絡める。
2 パプリカは乱切りにする。
3 タコにBをまぶし、180度の油でカラリと揚げる。油の温度が低いとタコが硬くなるので注意。
4 油の火を止め、余熱でパプリカを揚げる。
5 3に軽く塩をふり、4とともに器に盛り付ければできあがり。
ワンポイントアドバイス 揚げ衣は、旨みの小麦粉とカラッと揚がる片栗粉、2種をブレンドするのがおすすめ。また、揚げ油もブレンドした方がおいしく仕上がる。ただし沸点が異なるココナッツオイルはNG。
赤霧島
香ばしいタコとシュワッと赤霧島の最強ペアリング お酒と料理の美味しさを互いに引き立てるペアリング。今回の料理に合わせたいのは、紫芋の一種、紫優(ムラサキマサリ)を使った本格芋焼酎「赤霧島」の炭酸割り”赤ッキリボール “がおすすめだ。気高い香りと澄んだ甘みが炭酸とともに弾け、なんとも爽快。そこにカラッと揚がったタコを頬張れば、タコの甘みとほんのりガーリックが広がり、思わずグラスに手が伸びる。焼酎とタコ、美味しいが止まらない無限のだれやめのはじまりだ。
飲酒は20歳から。飲酒は適量を。飲酒運転は、法律で禁じられています。妊娠中や授乳期の飲酒はお控えください。