OTONA no DAREYAME人生を楽しむ大人のだれやめ

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料理家に教わるおつまみ

霧島焼酎と合わせて楽しみたい季節のおつまみレシピをご紹介。

カブとエビの葛あんかけ

今回の食材

カブ 「日本書紀」に名を記す歴史ある野菜。ビタミンCやカリウム、食物繊維などを含み、根菜ながら糖質は低め。緑黄色野菜に分類される葉の部分も栄養豊富。

教えてくれたのはこの方

尹 玉(Yin Yu)さん 予約がとれない人気店「薬膳 天地・礼心」代表。薬膳アドバイザーを育成する「東方薬膳学院」の学院長も務める。モットーは、「薬膳で心身ともに人々を幸せにする」。国際栄養師、心理カウンセラー、催眠治療師でもある。

じんわり温め×巡らす。
冬の最強食材、カブを
さっぱりヘルシーに

寒さ厳しい冬。身体を温めようと激辛料理を欲する人も多いのではないだろうか?実はこれ、逆効果。辛み成分で一時的に皮膚温は上がるものの、汗をかいたとたん冷えだしてしまう。そのためカブやエビのように中からじんわり温めてくれる食材がベストだという。「冬は臓器に熱がこもりやすい季節でもあるので、気の巡りをよくしてくれるカブは積極的に食べたいですね」と、尹先生。
ダブルの働きをするカブが主役の今回の料理。素材を活かしたやさしい味わいで正月明けのお疲れ胃腸にもうれしい逸品だ。

カブとエビの葛あんかけ

材料(4人前)

カブ4個

エビ4尾

黒木耳1個

人参1/5本

白ねぎ3cm

クコの実少々

 ┏卵白1個分

A┃日本酒少々

 ┗塩少々

鶏ガラスープ200cc

塩・こしょう少々

葛粉15g

柚子の皮少々

作り方
旬のカブは柔らかいため、簡単にくり抜ける。

1 カブの中をスプーンでくり抜いて器を作る。くり抜いたカブ、黒木耳、人参、白ねぎを細かく刻む。エビはしっぽ部分を大きめに残して切り、身は細かく刻む。

残していたエビのしっぽは、真ん中に入れる。

2 Aに細かく切った1の食材と水で戻したクコの実を入れてよく混ぜ、カブの器に入れる。最後にエビのしっぽをのせる。せいろにカブの葉を敷き、カブを並べる。

カブの葉の上に昆布を敷くとうまみが増す。

3 蒸し器を火にかけ蒸気が上がったら2を入れ、20分ほど蒸す。再び蒸気が上がったら、中火に落として蒸し上げる。

4 鶏ガラスープを火にかけ、塩・こしょうを加え、水で溶いた葛粉を少しずつ回し入れる。とろみがついたら、蒸し上がった3にかけ、刻んだ柚子の皮をのせ、完成。

ワンポイントアドバイス 食材を細かくする際、フードプロセッサーを使うと水分が出てしまうため、面倒でも包丁を使おう。食感を残す程度に細かく刻むのがポイント。

おつまみと合わせたい焼酎

赤霧島

旬の美味しさを引き立てる糖質ゼロ※1・プリン体ゼロ※2本格焼酎「赤キリ」 ほんのり柚子が香る鶏ガラスープで、旬のカブがもつトロリとした甘さをストレートに楽しむ今回の料理。その繊細な味わいを邪魔することなく、むしろ引き立ててくれる赤霧島、通称「赤キリ」。澄んだ甘みで、若い世代や女性にも人気の芋焼酎だ。もちろん、本格焼酎ゆえの糖質ゼロ・プリン体ゼロ。年末年始でつい食べすぎてしまった人にもやさしいお酒だ。赤キリ特有の芳醇な香りが立ち上るお湯割でどうぞ。
※1 栄養成分表示基準による
※2 100mlあたりプリン体0.5 mg未満を「プリン体0」と表示

飲酒は20歳から。飲酒は適量を。飲酒運転は、法律で禁じられています。妊娠中や授乳期の飲酒はお控えください。